莉緒「ふぅ、やっとおわった。思ったよりも撮影伸びちゃったわね」
莉緒「お腹すいちゃったけど今から帰って料理するのも面倒だし……」
莉緒「うん、あそこにいきましょう」
~~とある定食屋前
莉緒(そういえば今日何かあった気がしたんだけど…なんだったかしら……?)
莉緒「……まあ、ごはん食べてるうちに思いだすわよね」
ガラガラガラ
莉緒(あら、こんな時間に親子連れが)
莉緒(こんな時間にあんなにちっちゃい女の子を連れてるなんて関心できない……ん?)
莉緒(……ちっちゃい女の子?)
莉緒「あーーーっ!!」
親子連れ「!?」
莉緒「そうよ思い出したわ!今日はこのみ姉さんの誕生日よ!」
莉緒「前から祝おうって思ってたのに、忙しかったせいですっかり忘れてたわ!」
莉緒「こうしちゃいられないわね、早速姉さんのとこに突撃しなくちゃ!」
莉緒「…っと、さすがに手ぶらじゃまずいか。ちょっといいお酒とおつまみの材料を買っていきましょう」
莉緒「あ、あと一応ケーキも」
~~このみさん宅
莉緒「ふう、ちょっと買い過ぎちゃったかしらね」
莉緒「……そういえば誕生日だし、出掛けてるって可能性を考えてなかったわね」
莉緒「まあ大丈夫か。このみ姉さん出掛ける相手とかいないだろうし家にいるわよね」
ピンポーン
ガチャ
莉緒「このみ姉さんハッピーバースデー!」
抱きっ
莉緒「遅くなってごめんねーこのみ姉さん。ちょっとお仕事が長引いちゃってこんな時間になっちゃったけど、その分お祝いってことで朝までパーっと……ってあれ?」
莉緒「姉さんなんかすごい不機嫌そうな顔して……」
莉緒「そ、そんなに遅れたのが嫌だったかな?」
莉緒「た、たしかに日づけ変わっちゃったけど……あ、あの、ゴメンなさい!実はちょっと、ちょっとだけ誕生日だって忘れ……ってあれ?プロデューサーくん!?なんでここに!?」
莉緒「……ははーん、分かったわ。なんで不機嫌なのか」
莉緒「ズバリ!美味しいお酒か何かを二人じめしようとしてたんでしょう!」
莉緒「そうはいかないわよー?今から誕生日ってことでこのみ姉さんのとこで宴会するって大人組みに連絡して……」
莉緒「…って、ちょっと二人とも、なんで顔見合わせて笑ってるのよ!」
莉緒「な、何か変なことしたかしら?私」
莉緒「このみ姉さんもプロデューサーくんもなんで笑ってるか教えてよ!いじわる!」
莉緒「…むー、まあいいわ。このみ姉さんの機嫌がなおってくれたみたいだし」
莉緒「それじゃあいろいろ買ってきたことだし、今日はみんなで朝まで飲み飽かしましょ!」
莉緒「それじゃ、改めて」
「このみ姉さん、誕生日おめでとう!!」
莉緒ねぇ…さすが残姉さんだ…
転載元
【ミリマス】百瀬莉緒「何か忘れてるような……」
http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1402585714/
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