- ※クソSSです
1 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:28:02.712 ID:yjwru+lsr.net -
茜「なんかの間違いだってー!茜ちゃんの可愛さですぐに元気百倍!いや、百万倍だよー!」
奈緒「いや今日はほんまやめといたほうがええで。さっきなんか私がたこ焼きあげたら床にポイーや。普段の私やったら怒るけど…そんなん言えん雰囲気やったわ」
茜「いってきまー!」
ジュリア「聞いてねぇな、こりゃ…」
- 3 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:28:33.535 ID:yjwru+lsr.net
-
茜「プロちゃーん!ほらほらー!どしたのー?しょげちゃって!今日はぁ~特別にぃ~!じゃーーん!!茜ちゃんを好きなだけなでていいよー!!!ほら元気出して!」
P「なで…?」スッ
茜「にゃー!」ポン
P「……」ナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデナデ
茜「いやー!あついあついやめてプロちゃんやめ」
ボッ
茜「ああぁーーッ!!」メラメラ
- 4 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:29:52.097 ID:yjwru+lsr.net
-
静香「きゃあああっ!!」
昴「だ、誰か水持ってきて水!」
歩「マイガー……」
茜「……」プスプス
翼「なにやってんのプロデューサーさん!?」
風花「茜ちゃん!茜ちゃん!」
育「看護師さんなんでしょ!?茜さん、大丈夫なの?」
風花「…うぅ…息をしてません…」
- 5 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:30:45.696 ID:yjwru+lsr.net
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千鶴「うちのおみ…商店街でコロッケを買ってきましたわー!皆さんいかがですか~?」バタン
このみ「い、今それどころじゃないのよ!」
桃子「お兄ちゃんの様子がおかしくて…」
P「ころっけ…?」
スパーン
千鶴「」
莉緒「いやぁぁあ!!首が!」
育「あ……」
ひなた「見ちゃだめ!見ちゃだめだよぉ、うぇ…」
- 6 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:33:12.441 ID:yjwru+lsr.net
-
環「おやぶん、おやぶん~どうしたの!」
紗代子「近づいちゃだめ!!」
P「おやぶん…?」ブンッ
環「ぐごっ」ボキッ
未来「いやぁああ!!」
可奈「警察!警察呼びましょう!」
歩「お、オッケー!」
- 7 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:35:32.068 ID:yjwru+lsr.net
-
まつり「これは非常に、でんじゃー!な事件なのです。みなさん、早く逃げるのです!」
杏奈「百合子さん…こっち…」
百合子「ううう………プロデューサーさあん……」
朋花「あらあら~少々おいたが過ぎませんか~?」
- 8 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:38:28.374 ID:yjwru+lsr.net
-
朋花「子豚ちゃん達、あの人を止めてください!」
騎士団員達「うおおおおおおおお!!!」
P「こぶた…?」ブヒッ
朋花「きゃっ」ビュッ
騎士団員達「ああああ!!!」スラスラススス
ジュリア「肉を…そいでやがる…のか?」
- 9 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:41:40.970 ID:yjwru+lsr.net
-
朋花「うぅ、苦し…」グエー
美奈子「それを…朋花ちゃんの口に…」
のり子「みんなどいて!!」
亜利沙「どどどどうしたんです!?バイクに乗ったりして!」
のり子「プロデューサーにつっこむ!」
P「ばいく…?」
ドカーン
のり子「あんたはもうあたしらのプロデューサーじゃないよ!精神的にも、肉体的にもね!」
- 10 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:45:31.678 ID:yjwru+lsr.net
-
このみ「ふぅ、もう安心みたいね」
星梨花「うぅうう…」
瑞希「……瑞希、こわくないぞ。こわく…」
エレナ「プロデューサー、どしちゃったのかなー?」
エミリー「ワオ…」
P「わお…?」
恵美「まだ動けるの!?」
- 11 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:49:44.021 ID:yjwru+lsr.net
-
麗花「どこからか輪っか状のロープが!」
エミリー「うぇっ!」ギュッ
ロコ「ネックをクロスしてます…」
昴「ひぇえ…」
美也「もうやめてくださいぃ!!」
琴葉「近づいちゃだめぇ!」
- 12 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:54:05.346 ID:yjwru+lsr.net
-
P「明鏡止水…?」
美也「」ストーン
桃子「矢が…」
海美「警察はまだなの!?」
翼「歩さんが帰ってきません!」
歩「う、あはん…」
静香「噂をすれば…その傷は!?」
- 13 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:56:49.344 ID:yjwru+lsr.net
-
莉緒「切れた受話器を持ってる」
可憐「プロデューサーさんに…襲われたってことですか…?いつの間に…」
P「あろま…?」
可憐「がはっ」ズリンッ
亜利沙「ぎゃー!またですー!」
ひなた「すごい早さだべ…」
- 14 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 00:59:26.294 ID:yjwru+lsr.net
-
このみ「じゃあ私達、劇場から助けを呼べないってこと?」
のり子「外に出ようとしても殺されちゃうだろうね」
風花「のり子ちゃん!その足!」
のり子「バイクで飛び込んだ時にちょっとね。しかもあいつをKOさせられなかった」
志保「いえ、あなたが無事ならそれで:」
- 15 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:02:58.397 ID:yjwru+lsr.net
-
瑞希「向こうに、まつりさん、杏奈さん、百合子さんの遺体がありました。恐らく逃げたからでしょう…推理だ、瑞希」
恵美「千鶴ちゃんは、入ってくるだけならまだ無事だったね」
昴「出ることだけが阻止されるのか…」
紗代子「プロデューサーさんがああなったことに何か思い当たることはない?みんな」
琴葉「今そんな場合じゃ…」
桃子「そ、そうよ!」
- 16 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:06:27.145 ID:yjwru+lsr.net
-
紗代子「いいえ、何か原因がわかれば…もしかしたらプロデューサーさんを止められるかも」
翼「そう…かもね」
可奈「プロデューサーさんがおかしい~♪私はおもらしい~♪」ジャー
奈緒「気をしっかり持つんや!可奈!」
エレナ「といってもネ…………」
- 17 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:10:22.780 ID:yjwru+lsr.net
-
莉緒「待って、プロデューサーくんさっきから動いてないわよ」
星梨花「そうですね…」
麗花「石デューサー……」ボソッ
昴「何こんな時にふざけてんだぁ!!」ばちんっ
麗花「いったい!何するの昴ちゃん!」
このみ「やめなさい昴ちゃん!」
昴「だってぇ………オレだってぇ」
- 18 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:13:59.043 ID:yjwru+lsr.net
-
その後の展開は早かった。
みなが互いに疑心暗鬼となり、プロデューサーが何もしていないにも関わらず互いを殺し合う結果になってしまったのであった。
その中でプロデューサーに対し武器を振るう者もいたが、当然のように返り討ちにあい、殺された。
今残っているのは昴、エレナ、このみ、恵美、紗代子、未来、ひなた、奈緒だけであった…。
- 19 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:17:09.252 ID:yjwru+lsr.net
-
このみ「私は誰も殺してないわ!みんなのお姉さん…ですもの…どんな時でもみんなを守らなきゃ」
恵美「あたしらだって殺し合う気はないよ。みんなほとんど最後は自滅だったしね」
紗代子「さっきはうやむやになったけど…やっぱりプロデューサーさんがああなった原因を探るべきだわ」
ひなた「そうだねぇ。それが一番だよぉ」
- 20 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:19:48.000 ID:yjwru+lsr.net
-
奈緒「…………」
未来「奈緒ちゃん、どうしたんですか?」
奈緒「もしかして私がたこ焼きあげたんが発端なんやろかなーってな」
エレナ「そんなワケ…ないヨ」
奈緒「でも昨日までプロデューサーさんは…いや、今日もプロデューサーさんは普通だったんや。それが、たこ焼きの時から…」
このみ「何かの偶然よ、きっと!」
- 21 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:22:15.980 ID:yjwru+lsr.net
-
昴「そうだよ!仮にたこ焼きだったとしても…奈緒はいつも通りだったんだから何も悪くねーよ!」
奈緒「ほんまかなあ」
恵美「にしても、動かないね、プロデューサー」
紗代子「逆に不気味だわ」
未来「このままじっとしてても…」
このみ「埒があかないわね」
- 22 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:24:55.959 ID:yjwru+lsr.net
-
ひなた「みんな、これ食べてほしいな。おらの田舎のお菓子なんだ。たまたま持ってたの」
紗代子「ひなたちゃん…」
ひなた「こんな時こそ何か甘いものでも食べて、気分を落ち着かせるんだわぁ。お水もあるしねぇ」
昴「そ、そうだな。オレは食うぜ」パクッ
ひなた「あ、ああ!みんなで同時に食べなきゃ!」
昴「げぼっ!!」
- 23 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:26:50.013 ID:yjwru+lsr.net
-
恵美「何か入れたな」
ひなた「ち、違うよ!」
未来「ポケット!何か隠しました!」
このみ「見せなさい!」
ひなた「いやあ!!」
このみ「これは……」
エレナ「植物用の殺虫剤…?」
ひなた「う……」
- 24 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:29:56.282 ID:yjwru+lsr.net
-
奈緒「私らを殺そうとしたんか?大体なんでそないなもん…」
ひなた「劇場で菜園を作って良いって社長さんに言われたんだぁ。それで田舎から送ってもらったんだべ」
紗代子「何でお菓子に入れたの?」
ひなた「違うんだ!みんなを殺そうとしたわけではないんだよぉ!一緒に!一緒に、楽になりたかったんだよぉ!おらも食べるつもりだった!こんなのもう、我慢できねぇよぉ…」
このみ「ひなたちゃん…」
- 25 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:32:53.405 ID:yjwru+lsr.net
-
ひなた「うぅ、ごめんなさい、ごめんなさいぃ…」パクッ
未来「食べちゃダメ!!」
ひなた「おら、みんなと会えて幸せだったべさ…」バタッ
紗代子「ひなたちゃーーーん!!」
奈緒「うぅ、そんなぁ…」
プロデューサー「うそ…?」
紗代子「ああ!久しぶりにプロデューサーさんが!!」
- 26 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:35:34.540 ID:yjwru+lsr.net
-
奈緒「喋った子が殺されるんや!いややー!」
恵美「奈緒!」スッ
ズバババシュリンクックッ
恵美「ああっ」
奈緒「恵美~!!なんでや~!!」
エレナ「みんな、逃げるヨ!!」
紗代子「何言ってるの!?逃げたら殺されるわよ!」
- 28 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:41:06.926 ID:yjwru+lsr.net
-
エレナ「でもこっちに歩いてくる!」
未来「逃げたほうが良いかも…」
このみ「行きましょう!いざとなったら私が囮になるから!」
奈緒「何いうてんねん!みんなで生きて帰るんや!」
紗代子「……うん」
このみ「…………」
- 29 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:44:12.891 ID:yjwru+lsr.net
-
奈緒「恵美が守ってくれたんや!絶対出るんや!私も囮になるつもりはないで!」
エレナ「とにかく行くヨー!」
走ること数分、意外なことに五人は楽々と劇場の出口まで辿り着けたのであった。
未来「もうすぐですよ!」
紗代子「プロデューサーさんに動きはないですか!?」
このみ「今のところはね!」
- 30 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:47:00.618 ID:yjwru+lsr.net
-
エレナ「相変わらずゆっくりと近づいてきてはいるけどネ……」
奈緒「来るなー!もう一人も死なさんでーー!!」
このみ「挑発するようなことしないの!」
P「ちょうはつ…?」
未来「まただ…」
紗代子「構えて!!」
プロデューサーの体が浮上する…こちらに向かってとてつもないスピードで迫ってくる。
- 33 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:51:49.882 ID:yjwru+lsr.net
-
みんながしゃがみこむ。と、劇場の扉が開き、白い閃光が飛んできて、プロデューサーに直撃、粉微塵とした。
このみ「これは…一体…?」
プロデューサー「みんな!怪我はないか!」
未来「あれ!?なんでプロデューサーさんがぁ!!??」
プロデューサー「これはひどい…何人か…やられたのか…」
紗代子「どういうことか説明してください!!」
- 34 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:55:37.572 ID:yjwru+lsr.net
-
プロデューサー「信じてくれるかはわからないが…東京に宇宙人が襲来した」
エレナ「エ?」
その宇宙人達は765プロミリオンシアターのファンであり、うち一体はよりアイドルの近くにいたいがためにプロデューサーに取って代わろうとしたという。
しかしコミュニケーションの仕方もよくわからず、手をあげてしまったのだろう、ということであった。
奈緒「さっきの光はなんや?」
- 35 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:59:03.208 ID:yjwru+lsr.net
-
プロデューサー「あれは俺の魔法さ。山一つは吹き飛ばせるんだ。ばれちゃったな」
プロデューサー「それに治癒能力のおかげで十時間以内に死んだ生物なら治すことができるんだ」パァッ
エレナ「みんな生き返るんだネ!」
このみ「やったぁ!」
紗代子「このみさん、子供みたいにはしゃいじゃって…ふふっ」
未来「ま、仕方ありませんね」
奈緒「うん、せやな、せやな…待って、ちょっと一つだけ言わせてもらうでー」
- 36 以下、\(^o^)/でVIPがお送りします 2016/09/20(火) 01:59:16.015 ID:yjwru+lsr.net
-
奈緒「なんやて!?」
完
転載元
茜「プロちゃんの様子がおかしいって?」志保「えぇ、はい…」
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